歯科・耳鼻科・病院 医療サイト制作のポイント
皆さんこんにちは!スプラウトマーケティングでは、病院・クリニック、歯科医院、動物病院、美容外科、整骨院など、累積100以上の医療系のホームページを構築し、また日々さまざまなご相談が寄せられます。
昨今、検索で比較される医療サイトの数は膨大です。これは、ホームページの数だけ患者様にも選択肢がある”ことになります。
医療機関やヘルスケア業界のサイトを作る前には必ずといっていいほど、ネットで比較されていることを意識したほうがよいでしょう。
今回は、医療機関やヘルスケア業界のサイトを作る際におさえておくべき大事なポイントをご紹介させていただきます。
この記事のコンテンツ
医療サイトを作る際にまず決めておくべきこと
・サイトの目的は何か
・何が医院(施設)の強みなのか
・誰にそれを伝えたいのか
制作をはじめる前に、まずこの3点をしっかり決めた上で、訴求内容の明確化をしておきましょう。
デザインや中身を考える前に、これらをまとめておくことが、サイト制作で失敗しないコツです。
さらに深掘りしたところで言うと、医療系サイト制作では大事なことが4つあります。そちらをご紹介します。
医療系サイト制作で大事な4つのこと
①ページトップで、3秒で分かる強みを伝える
トップページは、医院全体の印象を決める重要なページとなります。
この病院はいったいどういう病院なのかがひと目でわかるように強く意識して制作する必要があります。
「伝えたい人」に対し、医院の何が他の医院よりも「信頼がおけるか」「ためになるか」「喜ばれるか」 をしっかり訴求していく必要があります。
ここがポイント
●充実した設備・機材が豊富などPRする
機材の写真、清潔感のある診察室の写真などを使用する。
●ドクター・スタッフの人柄が自慢
人柄をアピールすることはとても重要です。ドクターが患者さんと触れ合っている時の写真や、笑顔で働くスタッフの写真などを使用しましょう。
●駅からのアクセス
選ばれるポイントとしてアクセスは重要度が高いです。最寄り駅の写真や、簡略化したアクセスマップを掲載しましょう。
●雰囲気づくりや清潔感
医院の外観や、待合室の様子など、雰囲気が伝わる写真を載せることで印象がよくなり、来院に繋がります。
●信頼性の高さ
地元で長年愛されてきた歴史や実績があればしっかりとPRし、また沿革なども掲載することで、由緒ある医院の印象を伝えることができます。
強みごとに、表現方法 は変わっていきます。
他と比べて自院の何が訴求ポイントになるかをしっかりと決め、トップページで誰もが分かりやすく理解できるキャッチコピーやデザインを設計していく必要があります。
②市場のニーズを知る/患者様の不安を解消する
ユーザーからの信頼を獲得し、来院してもらうには、市場のニーズを反映したコンテンツをホームページを活用して届けると効果 があります。
例えば、歯科医院の場合、衛生上の問題が報道されたとします。
すると「院内感染リスクのない、安心・安全な歯科医院で受診したい」と思う患者様が増加します。
ニーズを打ち出すことで集患効果を高めていきましょう。
お客様が物やサービスを知る場所全てが、ライバルからだと思っていただければ自ずとやるべきことが見えてきます。
(PR例)
【衛生管理 】
院内感染対策として医療機器を使い回していない旨や常に清潔な空間を保つようにしていることなど、歯科医院で実施している衛生管理をしっかりとアピールする。
【院内設備 】
歯科医院で所持している設備の説明はもちろん、患者一人ひとりに対して滅菌処理した器具を使用していることを伝える。
【「歯科外来診療環境体制加算(外来環)の施設基準を満たしている」旨の掲示 】など
医療機関にとっては当たり前のことでも、院内感染対策や医療安全対策の体制を整えていることを明記することで、患者様の安心を得ることに繋がります。
③医療系サイトデザインのポイント
医療サイトに求められるもの、それはズバリ「わかりやすさ」です。
こだわり抜いて凝ったデザインにしたとしても、「見たい情報になかなかたどり着けない」「文字が小さすぎて読む気がしない」といったサイトにどれだけの訴求力があるでしょうか?
「アクセスマップ」「診療科案内」といった医療機関に欠かせない必須コンテンツは、どのような世代の方にもわかるように制作しましょう。
人に関わるサービスである医療及びヘルスケア業界だからこそ、奇抜すぎるデザインや、派手すぎるデザインもあまり好まれません。
サイトで使う「色」も、どのような配色にするかによって、医療機関に対するユーザーの印象は大きく変わります。
医療業界やヘルスケア業界、介護・福祉業界など、人々の健康を支える業種でよく使用されるのは、「白、 緑や青といった爽やかな色」「ベージュやピンクなどの優しい色」の 2 系統です。
<緑・青>
緑は「平和・安息・回復・健康」を、青は「清潔・誠実・爽やか・信頼」といったイメージを連想させる色と言われています。
ホームページに緑や青を取り入れることによって、「ここの病院は何だか信頼できそう」「初診でも安心できそう」とユーザーに好印象を与えることができます。
厳格な衛生管理や誠実な対応が求められる医療現場だからこそ、信頼や安心を呼び起こすカラーは、集患につながる鍵となります。
<ベージュ・ピンク>
ベージュやピンクは柔らかく優しいイメージの色で、産婦人科や美容クリニックといった女性向けのホームページでよく使われています。
サイト全体を明るく可愛らしい雰囲気にするだけでなく、不安を抱えているユーザーに対して安心感を与えることができます。
一般的にNG とされる 色は 、 「黒」と「赤」です 。
なぜなら、黒は「死」を、赤は「血」を連想させてしまうからです。
マイナスイメージを植え付けてしまうと、ユーザーの足が遠のく恐れがあるので気をつけてください。
ポイントカラーとして部分的に使用する場合は問題ありませんが、実際に黒や赤を背景色にしているホームページはほとんど見かけません。
「色」やデザインは医院が求めるターゲットにも合わせる必要がありますので、医療向けホームページの専門家や、制作実績の多い会社に相談して決めていただくことをお勧めします。
④「医療機関ホームページガイドライン」ほか規制のための校閲を入れる
医療機関の方であればご存じと思われますが、厚生労働省は現在、医療機関のホームページに見受けられる虚偽や誇大な表現を積極的に規制していく方針を掲げ、医療機関および付随する施設のホームページに対する改善活動を行っています。
全国の医療機関に対し、「ネットパトロール」があります。掲載内容の見直し等を求められる医療機関が増えているため、専門家による校閲など、規制対象とならない確認を徹底しましょう。
規制の例
●Before After といった術前術後の写真
●「絶対に安全」「一日ですべて治療が終わる」など、虚偽の内容
●「 No.1 」「日本一」など、最上級表現で優位性を示すもの
●「今ならお得に手術可能」といった早急な受診を過度にあおる表現
●「 ○○ の症状のある 2 人に 1 人が ○○ のリスクがあります」と不安を過度にあおる表現など
その他にどのような表示・コンテンツが禁止なのかは、厚生労働省から出ている「医療広告ガイドライン」「医療機関ホームページガイドライン」に詳しく掲載されていますので参考にしてみてください。
弊社では「医療機関ホームページガイドライン」の対策について詳しい専門家と日々情報共有をおこなっておりますのでいつでも聞いてください。
企画から運用まで、規制に沿った制作フローを整えます。
「当院のホームページは大丈夫かな」と不安に思われている医療機関の方も多いかと思いますが、ホームページ上の表現についてはお任せいただければ、必要以上に心配されることはありません。
有資格者による管理体制のもと、すべてのホームページに校閲を入れているため、表現方法についても安心してご相談ください。
医療サイト制作で大事なことまとめ
制作前にまず、
・サイトの目的は何か
・何が医院(施設)の強みなのか
・誰にそれを伝えたいのか
まずこの3点をしっかり決め、訴求内容を決めていきましょう。
制作時に意識していきたいことは
・トップページで強みを伝える。そのための準備を怠らない。
・医療系ホームページ作成の実績が多い会社や専門家に相談する
・市場のニーズを知り、リピート対策と定期診断信頼を高める。
・「医療機関ホームページガイドライン」に必ず対応する
こちらは最低限おさえておくべきポイントです。
ぜひ参考にしてみてください。
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